2009年08月03日

知れば知るほど、楽しい歴史探訪 ( 立山信仰 雄山 立山曼荼羅 福江 日本と朝鮮半島2千年 ETV特集 )

立山曼荼羅 福江 立山信仰 

















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 いたち川沿いを散歩していると、

 古い史跡や、道しるべの石碑が目に入る。

 富山市立図書館で調べてみると、

 いたち川沿いは、全国的にも有名な巡礼地、霊峰、立山の街道だった。

 確かに、川沿いを歩いていけば、道に迷うこともない。
 
 富士山、白山、そして立山、

 昔の人は、山自体を宗教に照らし合わせた。

 立山には地獄谷というところがあり、そこを地獄にみたてて、

 雄山山頂を極楽浄土として、今で言う、巨大なテーマークのような存在だったそうだ。

 立山信仰は、富山県内にとどまらず、尾張や信濃の国まで布教活動され、

 ただの布教だけではなく、富山の薬なども売買されたみたいだ。

 NHK教育で、ETV特集 シリーズ「日本と朝鮮半島2千年

 という番組を見たら、今の韓国の百済から宗教が入ってきたらしいが、

 高句麗との戦いに敗れた百済人が、仏教だけではなく、建築、律令制度までも

 時の権力者たちに伝えたことを知った。

 そのことを知ると、昔の僧侶は、仏教を普及するだけでなく、

 建築、医療、政治なども広めていたんだとわかったし、

 権力者は、宗教を使って、国を治めていたこともわかった。

 立山信仰の布教のために書かれた曼荼羅絵図の中には、

 地獄谷の地獄で、生前、嘘をついていた人が鬼に舌を抜かれたり、

 生き物をたくさん殺した人には、その生き物になって鬼に苦しめられたり、

 自ら、親より先に死んだものは、鬼に苦しめられたりしている絵図をたくさんの

 人に見せて布教したらしい。

 これだけでも、道徳心は強く植え付けられると思う。

 何千年という歴史の中で、人間同士が互いにうまく付き合っていくには、

 価値観や道徳心を合わせる必要がある。

 そう思うと、立山信仰ってすばらしい信仰だったのでは?

 明治政府がなぜこのような信仰を、廃仏毀釈で潰したのか?

 もう少し、立山信仰を調べて、

 立山に登ると、あらたな発見や気づき、思いが出てきそう。

 自然を神仏と考える日本の心、大切にしていきたいものだ。

 立山信仰の参考施設  富山県立立山博物館








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この記事へのコメント
5
こんにちは
仰るとおりですね。
明治政府は元長州の若者が大半を占めていましたね。
せっかくの松陰の地元でありながら、松陰とのつきあいが浅く(年齢が若いため)その教えを十分には受けていなかった人たちが多いです。幕末期、日本中を震撼させたテロは、殆どこういった人々の関与するところでした。
吉田松陰や高杉晋作、橋本左内、西郷隆盛(ひいては島津斎彬まで)、坂本龍馬、中岡慎太郎などの面々が生きていれば、日本古来からの歴史の数々を大切にしつつ、列強諸国と対等につき合うことが出来たのではないかと悔やまれます。
五箇条のご誓文は殆ど全文が橋本左内の考案であり、島津斎彬はその短い藩主時代に既に西洋に匹敵する様な産業、軍備などを整えつつありました。
坂本龍馬は広く知られた傑物ですし、中岡慎太郎はその才覚、知識、度量においても龍馬を上回る力量を持っていたそうです。
歴史ブームにより、各地の歴史的人物が見直されてきていますが、上記の意味からも、松陰や左内など有為の人々を抹殺した井伊直弼は復権などとんでもない、許されない人物だと思います。
Posted by 花姥 at 2009年08月03日 13:36
5
訪問ありがとうございます、d(^_^)b 感謝
足跡がありましたので

今後とも宜しくお願い致します。☆彡

Movies Trailer Blog Link
Posted by Movies Trailer Blog Link at 2009年08月03日 16:10
昨日剣岳を見てきました。
立山曼荼羅が映画に出てましたね
Posted by Hanatare at 2009年08月03日 20:09